柏秦透心の「王様の耳はロバの耳」

時が止まったままの十年前のものを引っ張り出してみた。

十年だしね。

そしたらやっぱり悔しい悲しいが強い感情だった。

というわけで、
今更ながらいま一度喧嘩売られた気がして、
今宵は夜明けまで完徹の所存。

これを原動力にするのは正直もう嫌だけど、
ここ何日と止まったままのものを動かしてくれるならなんでもいい。

もう少し自分出してもよいよね。
もう少しわがまましてもよいよね。

完璧じゃなくていい。
回り道したっていい。
人と違ったって、いい。

はず。

他人にそれを許すなら。
自分にも許してやろう。



なんだか吐露詩になっちゃった。


久々『勝手にコラボ』企画w


~携帯紛失事件?~



?「あれ!? 携帯が……ない!」



?「なんだこれは」
?「主! そんな得たいの知れないものにむやみに触らないでください!」
主「堅いこと言うなよ」

?「っ、わあ!」
主「ほお。何やら初めて聞く音色だな」
?「な、何かやはり罠がっ」
主「何やら文字が書かれているな。……このよく分からん印はなんだ?」


?「もしもし」
?「箱がしゃっ、しゃべった!」
主「落ち着け氷李。この穴から聞こえるな」
?「その声はもしかして」
主「おや。この声は」
?「これは、ご無沙汰していますね」
?「緯仰おにいさん、誰が出たの!?」
主「真夜殿」
氷「主!?」
緯「真夜ちゃん、どうやら携帯が神隠しに遇ったようだよ」
真「神隠し!?」
主「丸崎に真夜殿か。一体どこから声を出しているんだ」
緯「すみませんね。たぶん、今あなたが手にしているのは、こちらの連絡手段の携帯電話といって、声と声で直に遠距離でも会話ができるものなんですよ」
主「そんなものがここにあるということは」
緯「また鏡の悪戯でしょうね」
真「緯仰おにいさん」
緯「ああ、ごめん。忍びの里の首領だよ」
真「え!?」

真「も、もしもし」
主「やあ、久しぶりだな真夜殿」
真「お、久しぶり、です……」
主「これはいい。まるで真夜殿が、私の耳元で囁いてくれているみたいだ」
真「え!」


緯「また何か意地の悪いことを?」
主「いや、思ったことをそのまま言っただけだが」



   ***



?「ん? なんだ??」
?「何か光ってるな」

?「もしもし?」
?「うおっ! たっつぁんの声が聞こえるぞ?」
辰「へ? えーちゃん!?」
永「おう!」
辰「てぇと……鎮破。お前、携帯なくしたわけじゃないみたいだぞ」
鎮「……」
辰「よかったな、お前にしては珍しい不名誉なことにならなくて」
永「お、鎮破いんの? てかこれ面白いな。ほいよ星来! この穴に耳当てて」
辰「えーちゃんよぉ……鎮破、ほれ」
鎮「なんだ」
星「これがどうだというんだ」
鎮「ほう……忍びのお務めご苦労といったところか」
星「……余計な仕事を増やしたな」
鎮「俺は知らん。鏡の管理については、そちらの頭領の領分だろう」
星「……」
永「え、オレに戻さなくても」
辰「もっしもし? あれ、えーちゃん? ごめんな、うちの大将厭味ったらしくてよ」
永「厭味……ねぇ」
星「……」


   ***


?「ん? んん? おぉ!?」
?「玲祈様、どうしました?」
玲「け……オレの携帯がっ」
?「まさか、なくしたんですか!?」


?「これなに?」
?「どうした、丸」
?「この小さい塊が動いてる」
?「なんだそれ」
?「あ、動きが止まった……って剣、迂闊すぎ」
剣「う、うるせぇなあ。この感じは見覚えがあんだよ」


剣「て、うわっ、動きやがった」
丸「色々光ってるし、文字が書いてある」
剣「この印はなんだ?」


?「もしも――」
剣「喋っただと!?」
?「もしもし?」
丸「剣、貸して」
?「なんだよ暁哉、オレの携帯繋がったのか。ちょっと貸せよ」
暁「ちょっと玲祈様、待ってくださ――」
丸「……これは、玲祈とお付きの暁哉の声が」
剣「なに、玲祈!?」
丸「うん、この穴から」
玲「もしもし」
剣「お前、玲祈か! どこに隠れてやがるんだ!」
玲「ああ?! その声は剣かよ! ていうか、いつの間にオレの携帯持ってってんだよ!」
剣「は? なんでオレがお前のけいたいとやらを持ってこなきゃなんだバカがっ。隠れてないで出てこいっつーんだよ」
玲「お前の方がバカだっつの。それ携帯電話っつってな、糸無しで話せんだよバ~カ」
剣「知るかそんなこと!! だいたい馬鹿バカ言ってるてめぇの頭の方がな!」
丸「また始まった。二人とも馬鹿なんだよ」
剣「こんな奴と一緒にすんな!」
玲「こんな奴とはどういうことだよ! 喧嘩売ってんのか!」
剣「お前が売ってきたんだろうが!」
丸「五月蝿い……」
?「丸。剣どうしたの?」
丸「馬鹿な二人がまた馬鹿みたいに喧嘩してる」
?「二人?」
丸「うん。説明するのも馬鹿馬鹿しいから、シン止めて」
シ「え? え??」


   ***

真「というわけなのよ」
シ「また鏡が……わたし最初剣が一人でなに喚いてんだろうって思ったんだけど」
真「確かに事情を知らない人や、立ち位置の角度からすれば、一人相撲という痛い称号つけられても、仕方ないんじゃない?」
シ「真夜の言葉って……面白いよね」
真「ん?」
シ「あっ、それで……えと、すごいねこれ。真夜がいないのに、隣で喋ってるみたい」
真「だね。ホントに私も隣にいるように思えてくるよ」
シ「ここにいないのに、ね。本当に傍で話しているみたい」

主「なにやら私が言ったことと似たようなことをシンが言ったような気がするが……その後の展開がまるで違うような……」
氷「主」
剣「いきなり話さなくなりやがって。はっ、怖気づいたか」
丸「でんちぎれ、って言ってたよ」
永「星来よぉ、鎮破に何言われたんだよ」
星「……」
永「たっつぁん曰く、鎮破が厭味を言ったらしいが……お前何かしたか」
星「……」


真「でもこうやって、シンと携帯電話で話せる日が来るなんて思わなかった」
シ「真夜達に接してると、驚きがたくさんあるよ」
真「ふっふっふ。こっちに来たらもっと驚くよ」


   ********


久しぶりにやってみました。
やっぱり創作って休養に一役かうなあ。

えー薄いネタですが、
勝手にコラボ企画ですので、
自己満足ということでw

【式真 歳の話はしちゃダメよの巻】

玲: あっけましておめでとう!
咲: 今年も
真: よろしくおねがいします!!

真: 今年はぁ……子・丑・寅・卯・辰・巳……
咲: 午年でしょ。
真: そうそう午!
玲: オレらは辰年だけど、午年って誰だ?
真: えっとぉ、私たち高2組が辰で、いっこ上の鶴史たち高3組が卯でしょ。
咲: その上の鎮破さんと辰朗さんが寅で。
玲: あぁ暁哉が丑で、うちの姉ちゃんと遥姉が子年だな。
暁: 私の兄が午年ですよ?
玲: 恒河さんが?
真: ていうことは、干支二周目の24?
玲: そんな歳だったっけ?
暁: いえ、『式真』連載開始当初及び、本編今現在進行形の時間ではたしか27だったはずですが。
真: 27? ってことは、佐伯のいっこ下だよね。
佐: はい。私は28になりましたので。
玲: 待てよ。そしたらさぁ、現実時間でいうと、恒河さんてもしかして3●歳か?
咲: ……玲祈君。そこは触れちゃダメだよ。
真: じゃあさじゃあさ、佐伯も――。
咲: あのね、真夜。デリカシーって言葉知ってる?
佐: ……。
暁: ……。
咲: だいたいそしたら私たちなんて、話題のアラサーになってる頃よ?
真: えー!!!
玲: うげぇ!!
咲: 物語の住人が現実に絡めて歳の話しちゃダメよ。
真: う……。
暁: 咲さんて本当に現実的ですよね。
佐: その冷静沈着なところを、真夜様に分けていただきたいくらいです。

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いやぁ久しぶりにオンラインで即興に喋らせたけど、
楽しいぃぃ~♪

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