柏秦透心の「王様の耳はロバの耳」

でし。
昨日、珍しくひと目みて気に入ったらしいバッグを買ってあげたら喜んでいたんですが、それに今ハヤリのマイバスケット&マイバッグを下のヤツらにたきつけ、夕食は外食……母親孝行?

ただいま式真、もっと煮詰めております。と同時に4月から始めたいなぁなんて言ってたヤツを、再煮詰めしております。
さらーっと書いてみたけど、あーだこうだ考え始めちゃって……仮題『沈黙の情熱と寂寞の炎』。
長いしあくまで仮題です。

昔は授業中、聞き流しながらノート取りつつ構想ができたのに、最近では仕事やり出すとそっちに集中しちゃって、返って広い視野を奪われるという……というか、仕事してなきゃ色々人生の最大クエスチョンテーマに悩まされてるというか、振り回されてる感がいなめない。
旧友との再会、それは運命なのか、神様のいたずらなのか……。
子年、運命はふた時回る……。
意外にも心がかき乱されてるのは確かかな。
それとも賭け?
氷を溶かしてくれる春の太陽か、永久凍土とさせる真冬のブリザードか。
勝負時。 続きを読む

数年前に流行ったタレてるパンダちゃんみたいでした。
今日仕事から帰ってきた後。

何この連休疲れみたいなの。
バタバタバタバタだったからってのもあるか。
4月より5月病になる理由の一つは、4月・新年度初めに決まったものが動き出す時期でってのもあるのかも。

私は5月病じゃなくてただの連休疲れだけど。
前の仕事よりは精神的なプレッシャーがなぜか軽減された気が。
やっぱお局様か……でもアレはアレでいい人だったんだよ、うんうん。

で、カラオケいきてぇよおい。


てか、「俺○○高(ナンバースクール)行くし」と調子こいた台詞ぶっこいてた知り合いのチビ介が、中坊になって早一年。いまだにあんなかんじなのに最近彼女が出来たってどーよ!
(私情です……)

「爽透」
「そーすけー」

 それは、遠くから聞こえた馴染みの呼び声だ。
「なーに寝てるのよ」
「ほっぽってくぞ?」
 ぱちりと開いた目は声の主を映した。霞みを振り払うのに瞬きをして、もそりと爽透は起き上がる。
「気持ち良かったんだよ」
 恥ずかしそうに、拗ねたように、最初に口にしたのはこの言葉だった。
 差し出された細い手を借りて、爽透《そうすけ》は陽に溶け込むよう髪を揺らして立ち上がった。
「まあお前の季節だからな」
 苦笑げに体勢を整えたところで、隣りで貸していた手を放された翡海が、向かう方向とはまったく異なる方を指差した。
「でぇ、あの人たちはどうしよっか?」
「そうだな。俺ならタタキだな」
「僕なら三枚おろしかな」
「じゃヒミはミンチ希望で」
 翡海《ひみ》の指の先には、昼間にもかかわらず黒い一団が、もぞもぞと近付きつつあった。だがそれは一刻の間をおかず散り散りとなる。
 素手で次々と人だったものの残骸のピラミッドを作り上げるは、黒光りする皮ジャケットを引っ提げる斎汰《さいた》だった。
 しかし足下には自分が片付けたわけではないものが、散乱している。ヒュンヒュンと風を切る音とともに、小さなカードが宙を走る。
「うっわ、そーすけヤメテぇ」
「三枚おろしだけど?」
 ニヤリとした口許が、翡海にさらなる不快を加える。
「なんで二人ともグロい手使うのー」
「グロいって」
「翡海……」
 かく言う翡海はミンチ希望。元の姿の想像さえ出来かねるほど、片付けたものが散乱していた。
「原形分かる方がかえってグロいじゃない! ヒミやなんだもん、グロいの!」
 頭悩ます間に、斎汰・爽透以上に翡海の細い飛線がうねりをつくる。
 その甲斐あってか、事は物の五分とかからなかった。
「こないだの仕返しでしょ? つまんない」
「仕返しするだけの度胸があったんだ。褒めてやれ」
「確かに」
「まあね。それじゃあ言ってた通り、ラーメン食べに行こ!」
 おニューのサンダルが小気味良く鳴って、ゴツいブーツと白い革靴があとを追うように歩いていった。



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 あとがき?
なぜか気晴らしに即興で書いたものがまたこんなものに……
しかも続くらしい……

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